こんにちは!AyakaのアクリルArt Bookへようこそ!

『彌生ダルマ』
こんにちは!金松彩夏です。
小さい頃から舞台に立つ事を夢見て、
舞台役者人生を謳歌してまいりました!
舞台から離れた今は、
アクリル絵の具に自分の想いを乗せて絵を描いています。
今回は、日本の有名なアクリル絵の具の巨匠たちを
紹介していきたいと思います。
日本の巨匠もそれぞれに深い生い立ちを持ち、
それぞれの深いメッセージを作品に反映させています。
どんな想いを乗せて作品を作っているのか、一緒に見ていきましょう!
Contents
アクリル絵の具で描かれた有名作品と作家:草間彌生
近年、ルイヴィトンとのコラボをし、
世界中のルイヴィトンをジャック!
世界の至る所に巨大な彌生像が現れました。
ここまで世界に広がった草間彌生さんは
一体どんな方なのか?!
一緒に見ていきましょう!
草間彌生の生い立ち

草間 彌生(1929年3月22日 – )は、長野県松本市出身の芸術家。
京都市立美術工芸学校の絵画科を卒業。
幼少期から悩まされていた、
統合失調症による幻覚や幻聴から逃れるように、
それらを絵にしていきました。
1957年に渡米し、絵画のみならず
立体芸術、非再現性パフォーマンスアート『ハプニング』、
映画など表現の窓口を広げていく。
アメリカの親友を亡くした事で、1973年に帰国。
アート制作だけでなく、文筆活動も始める。
野外彫刻作品や、ブランドとのコラボレーションなどで
作品を次々と世に送り出し、
老若男女に知られる人気の前衛芸術家です。
草間彌生の作風

草間彌生さんの作品の多くは、
水玉や網目が覆い尽くす絵画や立体作品で世界的に知られています。
そして、彼女の作品にもう一つ欠かせないのは『花』です。
その原点は、
草間彌生さんの生まれ故郷、長野県松本市の花畑にあるといいます。
種苗問屋の末娘として生まれた草間さんの身の回りには、
小さい時から草花がありました。
草間さんは、ご両親に反対されながらも、
自分の病を掻き消すように、
一方で自分の中に次々と出てくる幻覚と対話するように、
自分の世界を絵にして来ました。
初期のスケッチから大きな彫刻に至るまで、
草間さんから生まれる『花』には、一貫して、
自然の『生』と『死』の生物学的なサイクルが現れています。


10歳の頃から絵が上手い!!!子供が描いたものとは思えないですね!


草間彌生さんの彫刻は自然の中にあっても、
違和感なく自然の中に溶け込んでいるよね。
小さい頃、かぼちゃが語り掛けてきたんだって。
このかぼちゃも、そんな想い出の一部で出来ているのかも!
草間彌生の代表作



『わが永遠の魂』シリーズは500点にも及び、これはそのうちの一部です。
草間さんが一枚の絵に掛ける時間は約5日だといいます。
そう考えるとこの量はとんでもないですね!


作品に覆いつくされている水玉は、草間さんの中から溢れるイメージは無限であることの象徴として使われています。
草間彌生の作品に込めたメッセージ

草間彌生さんは子供たちに対し、
『人間の素晴らしさ、宇宙の神秘、すべての事に興味を持ち、
何でもいいから、一生を掛けて大きなメッセージを世界に伝えていって欲しい。』
と語っています。
彼女の一貫したその想いは、
世界に広がり、沢山の人々に多くのメッセージを届けています。


次から次へとアイデアが浮かんでくるから、
速乾性のあるアクリル絵の具を使って描いていても
乾くのが待ちきれないんだって!
90歳を超えた草間彌生さんの身体の中は、
まだまだ芸術家のエネルギーで満ち満ちているんだね!!
なんてロックな人!
アクリル絵の具で描かれた有名作品と作家:横尾忠則
独創的な表現と、無限の宇宙的エネルギーを感じさせる
横尾忠則さん。
ブラックホールのように人々を夢中の渦に巻き込んでしまう
彼の不思議な世界。
一体どんな作家なのでしょうか?!

横尾忠則の生い立ち
横尾 忠則さん(1936年6月27日 – )は、兵庫県生まれの
グラフィックデザイナー、版画家、作家です。
養子に出された横尾少年は、養父と養母によって大切に育てられました。
幼少期から、絵本や漫画の模写をしており、
横尾さんの構図や画力はそこで培われたと言われています。
20歳の時にグループ展を開催し、そこで神戸新聞社からスカウトを受け、
デザイン作品の創作が始まりました。
グラフィックデザイナーとして活動を始め、
独自のスタイルの表現方法で人々を魅了し、世界的にも高く評価されました。
ニューヨーク近代美術館での「ピカソ展」を鑑賞した後に
ピカソの世界観から強烈なインスピレーションを受けた横尾さんは
画家に転身します。
これは、マスコミの報道により、『画家宣言』と呼ばれています。
2023年11月には、
その視覚的インパクトとメッセージ性の強さが評価され、
文化功労者に選ばれました。
横尾忠則の作風
横尾忠則さんの作品の多くは、
シュルレアリスム(論理的で無く、夢や無意識を自由に表現する考え)と
コラージュによって創作されているものが多いです。
その影響は、横尾さんが11歳の時に目の当たりにした、
第二次世界大戦の空襲の体験からきていると言います。
また、深い友好のあった三島由紀夫が、
横尾さんに会った2日後に自害した出来事も
横尾さんの作品に深い影響を与えています。
大胆な色使いとコラージュにより、言葉では表現出来ない、
人間の『生』と『死』のメッセージを表現しています。


これは横尾さんの宣伝ポスター。
首をくくっているのは横尾さんのご自身だそうです…。
横尾忠則の代表作
横尾さんは、唐十郎率いるテント芝居『状況劇場』
に多くのポスターを描いています。
横尾さんが『状況劇場』の上演に向け制作したポスターが、
劇団の作品にも影響を与えていたようです。

そして、横尾忠則さんを語る上でもう一つ欠かせないのが
『Y字路』シリーズです。
このシリーズに出てくるY字路は、
横尾さんの生まれ故郷に実際にある場所です。
『人生の選択』や『心の葛藤』を表現しています。




同じ場所をモチーフに描いているのに、
全然違う世界に連れて行ってくれる横尾さんは
やっぱり凄い!!!
横尾忠則の作品に込めたメッセージ

横尾忠則さんは自身が作品に使っているコラージュ技法について、
「生きることはコラージュそのものかも知れない」と語っています。
肌身で体験した戦争や、大切な人を自害というかたちで失う経験、
自身の怪我や重い病気などを通して、
人間が生きるという事、そして死ぬという事を、
横尾忠則さんらしい唯一無二の方法で作品に反映させています。


私は横尾忠則さんの世界観が大好きで、
兵庫の横尾忠則美術館まで見に行きました。
宇宙空間に横尾さんのエネルギーが溢れまくっているような空間は
居るだけで、とても心地の良い場所でした!!
アクリル絵の具で描かれた有名作品と作家:村上隆
こちらを向き、目じりを垂らして笑う沢山のカラフルな花たち。
みなさん必ずと言っていいほど目にする機会が多いですよね!
最後まで読んでいただくと、村上隆さんの印象が変わると思います!
村上隆の生い立ち

村上 隆(1962年2月1日 – )は、東京都板橋区生まれの
現代美術家、ポップアーティストです。
小さい頃からアニメが好きで、アニメーターを目指していました。
東京藝術大学美術学部日本画科を卒業。
1991年に個展『TAKASHI,TAMIYA』を開催し、現代美術家としてデビュー。
その後、東京藝術大学大学院の美術研究科博士号を取得しています。
これは、日本画科初の博士号取得者となった出来事でした。
2001年にアート・映像制作や、
所属アーティストのマネージメントなどをする、
芸術事業の総合商社「有限会社カイカイキキ」を起業しました。
56回芸術選奨文部科学大臣新人賞など、大きな賞をいくつも受賞しています。
村上隆の芸術概念

村上隆さんの芸術概念として
『スーパーフラット』というものがあります。
これは、村上隆さんが提唱し始めた言葉であり、概念です。
西洋絵画に見られる『遠近法』や『立体感』を使わずに、
日本の浮世絵や日本画、琳派などの伝統美術に見られる
『平坦な構成』『平面性』と、
アニメや漫画が持つ『立体感の無い、2次元性』を掛け合わせた表現です。
また、この言葉は
ファインアートとポップアートの区別を無くす考え方
としても使用されています。
2000年〜2001年に及ぶ長い期間をかけて、
日本からアメリカ合衆国を広く巡回し、
『SUPER FLAT』展を開催しました。
この展示会は成功に終わり、村上隆さんは一気に名を馳せました。
アメリカから逆輸入のような形で日本に戻って来ました。
村上隆の代表作


広島と長崎に落とされた原子爆弾から
インスピレーションを受けて作られたお花たちだそうです。
『絶望の恐怖から笑顔に繋げる』というメッセージが込められています。
垂れた目じりから、涙がこぼれている様にも見える気がします…。



STARS展で実際に見ましたが、
物凄く大きな像で、物凄い迫力があって、
これを見れただけでも行ってよかった!
と思えるような作品でした!
村上隆の作品に込めたメッセージ
村上隆さんは
『NYのギャラリーで見たアート作品に負けない、強い作品を造り、
美術界に昔から蔓延る”西欧至上主義”に風穴を開けたい』と言っています。
村上隆さんはワールドワイドに活躍する芸術家です。
研究に研究を重ね、新たな価値観を生み続ける村上隆さんは、
”芸術家”と言うよりも、
”実験が大好きな芸術研究ハカセ”とでも言ったほうが
しっくりくるような気がします。
そして、そんな彼の
『一緒に頑張りましょう!
頑張る事(面倒でもコミュニケーションを正しくとる事)は
割を食うように感じてしまう世の中ですが、
毎日真面目に、一生懸命仕事を続ける事こそが、尊いことです。』
という言葉には、
いくら叩かれても自分の信念を通し続ける逞しさと、
村上隆さんの優しさを感じます。

『フラワーマタンゴ』
まとめ
今回紹介させて頂いた三人の日本を代表する巨匠たちも
それぞれに全く違う強いメッセージを自身の中に持ち
創作活動を行っています。
自分の中に生まれてくる感情に正直であること。
その感情を表面に出すための努力を惜しまないこと。
自分の外側の世界との対話を怠らないこと。
そんなことを教えてくれた様に思います。
小さな事にも、大きな事にも興味を持ち、
もっともっと、それぞれの世界が広がって、
豊かな感情が広がる豊かな世界になっていくといいなと願っています。
by AYAKAのアクリルArt Book











有名になった偉大な画家たちは、
己の魂に正直に向き合っているからこそ
第一線で注目される作品が生まれてるみたいだよ!